代表者挨拶
新型コロナウィルスの感染拡大が回避され、感染者数が急減し、緊急事態宣言も解除されたことで人手が急速に戻っておりますが、一刻も早い経済の回復が待たれるところです。
さて、近年、社会・経済環境の激変とともに、会計監査を取り巻く環境も大きく変化してきております。国際的なESG投資への関心の高まりなどを背景に、投資家は企業に対して、長期戦略や経営方針、ガバナンス体制や組織能力、人権に対する配慮、知的財産等の中長期的に財務インパクトに及ぼす可能性のある非財務情報の開示が求められてきています。また、監査に関する品質管理基準が改定され、今後、倫理規則の改定もされるなど、中小監査法人の経営に重要な影響を及ぼす基準の改定や規制強化が続くことが予想されます。
当法人としては、これらの環境変化に対応すべく、人材、情報通信システム、財政等の経営基盤の充実に積極的に取り組み、監査業務及び周辺業務の提供を通じて、企業の健全な成長・発展に貢献していくという、監査法人としての使命を全うして参ります。
統括代表社員
公認会計士
吉井清信